元興寺址を出てまたてくてくとならまち探検…
郵便局なんぞ写真におさめなくてもと思うところですが、ポストがとっても風情があるんですよ。
さすがまほろば大和-奈良ですね。(*^o^*)たぶんこのポストは唐招提寺の前にもあったかな。
格子の家というのが中の様子を見れるようだったので、行ってみました…
『格子の家』奈良町の伝統的な町家
(主屋(3室1列型・通り庭・つし二階)、中庭、離れ、蔵)が再現
格子の始まった時期は明らかではないのですが、室町時代末期の絵に
格子が描かれているようです。ということは500年以上の歴史はあるのかな。
格子は、昼間は、外からの家の中を見えなくする目隠しの役を果たすとともに
中からは外がよく見えるハーフ・ミラーのような効果を持っています。
そして音や風はよく通します。現代の生活から考えると不便な点も多いのでしょうが
格子のある家を見ていると風情があって今にも子供たちの声が聞こえてくるよう・・・
庶民の生活が想像できるような趣のある格子の家でした☆
格子の家をあとにしてならまちをまた歩き始めました。
今日はやたら見かけたこの赤い物体は・・・なんだろう?とずっと思ってたのですが、
そのとき見つけたのが〔庚申堂〕−そこに超どでかい物体があるではないですか!
ってことは、ここがこの物のおおもとなのかしら。(謎)
中をくぐると説明がありました。(庚申さん)
庚申さんのおつかいの猿を型どったお守りで、災難が家の中に入ってこないように
魔除けのための身代わり猿なんだそうです。
お猿さんがなまけもののようなかっこで体をまるめてる様子になるのかな。
とにかくならまちのどの家の前にもつるされていました。
みなさんもならまち行ったら見てみてくださいね〜。すごい数です(笑)
あとはどこ行こうかな〜と地図を見ていたら〔時の資料館)にちょっと興味が…
迷路のように入り組んだ路を歩いてやっと見つけました!
で、中はどんなだろ〜とそぉーと扉をあけてのぞいてみると…
資料館の方がいらっしゃいませ、どうぞどうぞと気がついたら入っちゃってました。(爆)
で、10分ほど中にある時計やカレンダーのことを説明してくださいました。
昔の人の知恵なんでしょうね〜。今でこそ、時計もカレンダーも当たり前のようにありますけど、
昔は太陽や想像をふくらませて時を刻んでいたのかもしれません(^^)v
夕暮れ時に近づいてきたので、足もくたくただし、ならまちでティータイム☆
バナナケーキがとってもおいしそうでハーブティーと一緒に注文したのですが、
ほんと、めちゃめちゃおいしかったです。(*^o^*)奈良でお茶はいいわあ〜
今回初めて奈良でお茶を楽しみました。
お寺や遺跡や歴史の足音はあまり感じなかったけど・・・
こういう奈良も楽しいです。奈良の楽しみ方をまたひとつ覚えちゃいました〜
◆参考資料◆
ならまち散策マップ
ならまち 格子の家(財)ならまち振興財団 奈良市観光課